WORK本田鉄工で働く

さまざまな作業を経験し、知識を広げ
「多能工」を目指したい。

第二鉄工課 組立
Sさん/2018年入社

主に梁の組立を担当。高校・大学とアーチェリーを続け、石川代表として国体に出場した経歴の持ち主。現在は会社保有の体育館で子どもたちの指導を行う。

― 新卒入社の経緯は?

僕の入社の経緯はすこし変わっていて、高校・大学と続けていたアーチェリーが縁で入社を決めました。本田鉄工の敷地には、社員の福利厚生と地域貢献を兼ねて体育館があるのですが、その場所で長年、子どもたちにアーチェリーを指導していた社員の方が定年退職することになり、後を引き継いでほしいと僕に相談があったんです。この会社は、そんな志望動機の自分を受け入れてくれる、懐の深い会社なんです(笑)。もっとも入社後は、スケールの大きな建築に関わる仕事の面白みを実感しています。

― 仕事内容は?

主に梁の組立を担当しています。図面と、鋼材に記されたけがき(取り付け位置)の線を確認し、間違いのないよう部材を取り付けて次の溶接工程に渡します。重量物を扱いますから、クレーンでプレートを吊り上げて取り付けるなどダイナミックかつ繊細な作業が求められます。必要な資格は入社後に会社の支援制度を活用しながら取得しました。

― 入社後のスキルアップと今後の目標は?

工業系のことを学んでいたわけではないので、入社して初めて体験することばかりでしたが、いろんな材料を使って練習し、道具の扱い方にも少しずつ慣れていきました。直近の目標は、今の仕事で自信をもって一人前だと言えるようになること。その先は、組立以外の作業も経験して「多能工」を目指したいですね。

― 休日の過ごし方は?

遠出することが多いですが、立体駐車場など鉄骨の梁が見える建物があると、じっと観察してしまいます。自分が工場で組立を手がけた梁が施工されている工事現場に偶然出くわしたこともあり、「こんなところで出会えるとは」と感動したこともあります。いろいろ職業病ですね(笑)。

ある日のスケジュール

8:30
始業。その日の作業を確認し、鋼材に仕口や束などの部材を取り付けていきます。
10:00
10分の休憩。忙しい時こそ、休憩してリフレッシュすることが大切です。
12:00
昼休み。畳コーナーで仮眠をとる人もいます。
13:00
作業再開。クレーンやフォークリフトの運転は安全第一で。
15:00
10分の休憩。
17:30
持ち場を片づけた後、溶接の練習を。就業時間後や空いた時間に溶接の練習ができる専用スペースがあります。
18:30
退社。

本田鉄工のココを伝えたい!

先輩方は、僕が残って溶接の練習をしていると、就業時間が過ぎていても手本を見せてくれたり、アドバイスをくれたりします。仕事に厳しく人に優しい先輩に学ぶことは多いです!